これまで、私はいろいろな賃貸物件に住みました。
その経験を踏まえて、住んで後悔した瞬間ランキングを厳選して3つ解説します。
賃貸で後悔した経験がない人の方が珍しいと思いますが、みなさんどうですか?
私が最初に物件を探したのは、いまから20年以上前のお話。いまはネットで気軽に探せて便利になりましたが、トラブル自体は昔とあまり変わりませんね。
このランキングはネットで調べた他人の話ではありません。全て私の実体験です!
(夫の記事で夫の体験話です。)
第1位「大家が近所、または同じ建物に住んでいる物件」
これがダントツで要注意
ぶっちぎりの第1位は、
大家が近所、または同じ建物に住んでいる物件です。
私にとっては、間違いなくこれがダントツで第1位です!
何が問題だったのか
入居者との距離が、近すぎることです。
干渉されるのが大好きな方はイマドキいないと思うんですが、どうでしょうか?
大家としては、入居者の行動は気になるでしょう。
それは分かりますが、いくら大家だからと言って何でもやっていいわけではありません。
やり過ぎは迷惑です。
実際に体験したトラブルとは
私が実際に体験したトラブルの中から厳選した2件を紹介します。
読み物としてはおもしろいと思いますので、ぜひ読んでみてください。
時代の最先端(?)を行くシェアハウスっぽい物件に留学生と一緒に住んだこともありました。
どちらも共通している条件は、以下のいずれかでした。
・大家が近所
・または同じ建物に住んでいる
いかがだったでしょうか?
2週に1回の見回りも迷惑ですが、入居2日目に勝手に部屋に入るなど非常識にもほどがあります。
どうすればよかったか
全ての大家がこんな人ではないと思いますが、入居前にそれが分かれば苦労はしません。
経験が少ない若者には、さすがに難易度高めです。
入居後に気づいても手遅れなので、該当していれば絶対に借りないことです。
入居者にできる対策って、これくらいしかありません。
第2位「プロパンガスの物件」
こんな物件は要注意
プロパンガスの物件です。
高いガス料金を疑問にすら思わず、4年以上も支払っていたことに気がついた時は、ハンパなく落ち込みました。
ただし、物件探しでプロパンガスの物件を除外すると、物件数が激減します。
ガス料金は交渉可能なので、まずは交渉です。
何にハンパなく落ち込んだのか、詳しく解説していきます。
ガス料金は言い値
料金の基準なんて、あって無いようなものです。
同じガス屋でも、家庭によって料金が違うなんて珍しくもありません。
たくさん使用するなら料金差はともかく、一般家庭で1ヶ月に使用するガスの量なんてたかが知れていますからね。
ガス料金の中身
ガス料金は高いと言いましたが、そもそもガス料金の中身を解説します。
何が問題だったのか
契約前に料金の確認もせず、言い値で契約したのが問題でした。
プロパンガスについて、ガス料金の中身も全く知らなかったです。
つまり、交渉すら考えもしませんでした。
やっぱり、何も知らないってことは、いろいろな面で不利になります。
実際の単価はどれくらいだった?
これまでで一番高額だった従量料金は700円以上でした。
2012年~2015年頃でこの値段なので、2022年は料金を想像しただけで恐ろしいです。
いまの家の単価はどれくらい(2022年時点)
いま住んでいる家もプロパンガスの物件です。
交渉したら、値下げしてもらえました。
入居時は従量料金370円でしたが、交渉したところ50円も下がって320円になりました。
当時、神奈川県内の最安値は290円だったと思いますので、良心的な価格です。
しかし、2022年4月に値上げとなりました。
4月以降は従量料金350円、基本料金1600円となりました。もちろん価格交渉していない場合は、この値段ではないこともガス屋はこっそり教えてくれました。
どうすればよかったか
プロパンガスの契約前に料金について、ちゃんと交渉するべきでした。
まぁ、交渉するには、プロパンガスの料金の中身を知っておく必要があるんですが。
残念ながら、これに気が付かない限り、ずっと言い値で支払い続けることとなります。
第3位「幹線道路沿いの物件」
こんな物件は要注意
問題の物件は、神奈川県横浜市神奈川区にある国道1号線沿いの物件でした。
ここは交通量がハンパなく、排気ガス、砂埃、削られた道路の粉塵とか、とにかく汚れがひどかったです。
夜間は多少マシですが、家の前の道路をトラックがガンガン走っていたので騒音も振動もスゴかったです。
何が問題だったのか
分かりやすいのが、室内のフローリングに砂みたいな細かい粒が、掃除してもいつの間にか入っています。手などに擦れると、黒く汚れました。
あとは、家のベランダ、車、自転車など、外にあるものは、あっという間に汚れます。
普通に洗濯物を干している人も結構いましたが、私は絶対にムリです。
場所によっては、騒音も振動も桁違いなので、睡眠に影響が出る人は要注意です。
どうすればよかったか
これは知らないと防ぎようがないので仕方ないですが、幹線道路沿いの物件はオススメしません。
これは物件の問題というより、知らずに借りてしまったこちらが悪いです。
やっぱり、何も知らないってことは、いろいろな面で不利になります。
ただし、第1位と第2位に比べたら、まだマシです。
その他
エアコンがない物件
第3位の神奈川区と同じ物件です。
エアコンが無いことは事前に分かっていたのですが、考えが甘かったです。
梅雨明け後は日の出とともに、とにかく暑くて8月は息をしているだけで汗が吹き出してきました。
濡らしたタオルを扇風機の前に置いて、気化熱みたいなこともしてみましたが意味無し!
先の説明のように幹線道路沿いの物件なので、窓開けると砂埃が家の中にたくさん入り込み窓も開けられない…。
さすがにガマンできなくなり、スポットクーラーを買いました。
当時より値段も下がり3万円台から買えます。
ただし、人によっては動作音が気になるかもしれません。
暑すぎて何もできない環境よりは、はるかにマシです。
あと、冬は寒かったです。
石油ストーブが禁止の物件って結構多いので、電気ストーブを買いました。
ちょっと手や足元が暖かくなればいい人は、おすすめです。
あと、灯油を買いに行けない人もこれです。
後悔した瞬間ランキングは以上です!
みなさんの後悔した瞬間と比較してどうでしたか?
賃貸物件を探す際の参考になればうれしいです。